何事も備えが大切
10年前のこの日は体育館にいたのですが、あんなにも長い揺れを人生で初めて経験しました。
慌てて外に飛び出したのを覚えています。
地震というのはいつ起こるか分からないし、当時は災害に対する意識なんかも全くといっていいほど低かったです。
2007年には能登半島でも地震が発生していますし、日本という国はあたりまえに地震がくる可能性があるんだということを、今となっては強く思います。
つい先日も関東のほうで大きく揺れましたからね。。。
阪神大震災以降、新築住宅では揺れに対する耐力を確保することが義務付けられています。
簡単に言うと、耐震等級という基準で3段階に分けられます。
それでも今の世の中で建てられている家は、かなりの割合で等級1。
大きな地震が「1回」来ても耐えられる、人の命を最低限守るための構造です。
実は、地震の種類によっては耐震等級に関係なく、建物が大きく揺れる場合があるそうです。
写真のような模型を使って、揺らし方をかえると等級3の家が揺れたりするんですよ。
そう考えると、やっぱり家そのものを揺れから守ってあげて、ダメージを減らすことはとても有効なことなんだと思います。
もちろん、等級を高めておくことも基本的に大切です。
Smart2020は災害に強い家というのがコンセプトの1つでもあるので、制震装置は標準装備。
命を守ることはもちろんですが、その後の生活も守れたほうが安心ですよね。
朝は必ずくるし、雨はいつかやむし、春になれば桜が咲く。
当たり前の暮らしを守ることに少しでも役にたてればいいなと感じた3.11.
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