巷を騒がすウッドショック

多くの方が既にご存知かと思いますが、
建築業界はウッドショック真っ只中。
お客様も含め、業者も右往左往しているという現状のように思います。

いろんな情報が入ってきますが、
正直なところ私たちもどれが正しい情報なのか、誰を信じたらいいのかということは悩んだりもしますからね。

というわけで、誰にでも分かる客観的な事実を一つご紹介。

私たちのような立ち位置の場合、
材木屋さんから木材を仕入れることがほとんどですが、
ちょっとだけ足りない場合などにはホームセンターで補充してくることもあります。

例えばなんですが、下地によく使うサイズの木材の価格。

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↑今年の2月の価格:1本437円

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↑7月現在の価格:1本758円

違うホームセンターですが、なんと約1.7倍の価格です。
半年足らずでこの上昇率はかなりの数字ということは分かりますよね。

これは海外需要の変化によるものなので、
いかに外材に頼っていたかということが見て取れます。

日本は国土の約7割が森林なんですけどね・・・
材料の価格・質・林業の人員等、なかなか難しい問題があるのだと思います。

アメリカの木材価格が下落してきているというニュースもありますし、
オリンピックが終わったら国としても何か手立てを打つだろうという予想です。

ナーバスなニュースばかりではありませんので、
私たちも情勢に注目しながらお客様との打合せを進めていきたいと思っています。

住宅ローン控除の施策等もありますので、様子を見ながら動いていきましょうね。

☆日々精進・アソビゴコロを忘れずに☆

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